古/いにしえの面影       其の一阡壱百九

怪しい親爺輪っぱの会 別館 一人歩き編です。

(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)

撮影日  2012年某月某日 某曜日
アップ日  2015年06月04日 木曜日
岐阜県高山市上川原山(松本家住宅)
ワッカン~
資料として気になる街角
撮っておきや!(by UFO先生)

もと薬種葉を営んでいた高山で最も古い標準的町家である。
屋敷構えも建設当初のままよく残り、主屋や倉が中庭を囲んで配されている。
小庇、出格子をつける外観はこの地方で典型的なものである。
(文化遺産オンラインHPより)
 
(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)

切妻造・平入り家屋
袖壁も有ります。

※千本格子が綺麗です。

表の部屋ですね。
採光が良い~

※囲炉裏のある奥の間
庭に面しています。

家内安全
商売繁盛
御札ですね。

※自在鉤の取り付け

梁が綺麗です。

※自在鉤付きの
囲炉裏

入口から通路が裏まで~

※昔から拭き込まれた
階段で二階へ

軒の低い二階部
表の間

※エエ風が入ったのでしょうね~
籐製品の家具が

電灯が付いて
家屋の価値が変わったのでしょうね。

※年代物の団扇
わが家にも有ったのですが~
捨てたとか…(泣)

面の仕上げ風景(資料)

※日露戦争時の絵も~

飛騨国産~看板

※採光が良いですね~

行灯も電灯に~

※暗さを楽しみます。

中庭側窓
桟瓦ではないのですね。

二階部の展示風景

※床の間

焼き物の絵付けサンプル?

※徳利、薬味入

薬味入れは山田焼き
大鉢は三福寺焼き
いずれも此の地に存在した窯元とか。

※小糸焼

瀬戸や京都から職人を呼び寄せ、
磁器や陶器を制作していたんですね。



1階に降りてきました。

※床の間

1階に降りてきました。
扁額

※中庭の景色が良いですね。
ガラス戸も~

何ですかね?
火鉢?

※上部には水面の
鯉の模様が~

襖には水面風景

※踏み台
懐かしいなぁ~

丸額に猫

※神棚も残されて~

ご当主の写真でしょうか・

※床の間の掛け軸

母屋から奥の作業場へ~

※おクドさん


台所用品も
そのままに~

※風呂の焚口

何?人工衛星型カモメ洗濯器
手動式洗濯機ですと…珍品ですね。
私はカモメ~

※ 紫竹もモチノキも~
大きくなって庭が狭く感じられます。

萬漆塗物所
仏壇修繕洗濯看板

※矢立・硯・算盤(5つ玉)

天狗煙草看板
代々と色んな商売されていたんでしょうね。
大福帳も~

※百味箪笥

曲げわっぱ(まげわっぱ)とは、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られる円筒形の木製の箱のこと。
曲物であり、本体とふたで一組になる。主に米びつや、弁当箱として使われる事が多い。
地域により呼称は異なるが、日本各地の伝統工芸品となっており、青森県藤崎町のひばの曲物、
秋田県大館市の大館曲げわっぱ、静岡県静岡市の井川メンパ、長野県塩尻市奈良井宿の木曽ヒノキを使用したメンパ、
三重県尾鷲市の尾鷲杉を使用した尾鷲わっぱ、福岡県の杉の博多曲物など各種ある。
わっぱ飯などに使用される。
(Wikipediaより)

※いろんな資料が展示されています。

春慶塗(しゅんけいぬり)とは岐阜県高山市などで生産される漆器である。
国内で春慶塗という名の漆器は岐阜県高山市の飛騨春慶、秋田県能代市の能代春慶、
茨城県東茨城郡城里町(旧桂村)の粟野春慶等があり、この三つを日本三大春慶塗という。
他にも三重県伊勢市の伊勢春慶など数箇所の地域で生産されている。
飛騨春慶は1975年(昭和50年)2月17日、通商産業省の伝統的工芸品に指定されている。
板を立体的に仕上げる曲げの技法が優れている。他の漆器とは違い、
天然の木目の美しさをそのまま活かし、透き漆と呼ばれる透明の漆が用いられる。
下地の色は黄色、紅が用いられ、完成時の色味を変える。また、軽くて丈夫である。
板物(盆など)、曲物(菓子箱、重箱など)、挽き物(茶托など)が多く、
特殊な物として家具、仏壇などがある。
飛騨春慶塗の場合、材料の木は、栃、檜、椹を使用する。
木目等を吟味し、その木材を木地師と呼ぶ職人が加工する。
塗師と呼ぶ職人により、目止めの後、黄色、または紅色の染料で下塗りされる。
その上に豆汁(大豆をつぶした汁)を2~3回塗り、摺り(漆を浸み込ませる事)を数度行い透き漆を塗る。
飛騨国発祥説・・・飛騨春慶塗
1606年(慶長11年)、大工棟梁である高橋喜左衛門が、椹の割れ目の木目の美しさを生かして盆を製作し、
高山城城主金森可重の子である金森重近に献上する。
御用塗師の成田三右衛門はこの木目の自然美を生かす方法を考え、透け漆 を重ね塗りで盆を仕上げる。
この盆の美しさが、陶工の加藤景正の名陶「飛春慶」の茶壷の黄釉と似ていることから、
金森可重により「春慶」と名づけられる。
1692年(元禄5年)、飛騨国が天領となる。歴代の代官、郡代は春慶塗を保護奨励し、
将軍家、大名、大商人などを中心に、全国に広まる。
(Wikipediaより)


※薬種商
文政期には高山では三町に10軒

一位一刀彫(いちいいっとうほり、Ichii itto Carvings - Yew Wood Carvings)とは、岐阜県飛騨地方で生産される木工品。
主な生産地は高山市。飛騨市、下呂市でも生産されている。飛騨一位一刀彫ともいう。
材料はイチイを使用する。
イチイの木目をそのまま活かし、赤太(イチイの内側、心材、赤みがかっている)と
白太(イチイの外側、辺材、白みがかっている)の色合いもそのまま活かす。表面に色は塗らない。
茶道具、置物、面などがある。
仕上げは手彫りで行い、彫り跡を残す。
江戸時代(19世紀初期)、飛騨国の根付彫刻師である松田亮長が、イチイの木目を活かした根付を製作する。
江戸時代~明治時代、一位一刀彫は、茶道具、置物、面も製造される。
1975年(昭和50年)5月10日:通商産業省により、伝統的工芸品に指定される。
2006年(平成18年)10月27日:飛騨一位一刀彫として地域ブランド(地域団体商標)に指定される。
(Wikipediaより)


※漆の道具と
仏壇洗濯看板の下側に山田…
う~ん
察する処
此の街全体の資料館でしょうか?

お茶道具も展示されていました。

※春慶塗

柳行李
行李(こうり)とは、竹や柳、籐などを編んでつくられた葛籠(つづらかご)の一種。
直方体の容器でかぶせ蓋となっている。
衣料や文書あるいは雑物を入れるために用いる道具。
衣類や身の回りの品の収納あるいは旅行用の荷物入れなどに用いられた。
半舁(はんがい)ともいう。
柔軟性があり蓋が盛り上がるほど多量に入れることができる。
麻縄で結び、あるいは締め皮で締めることもある。
数える単位は竹や柳で編んだ籠を表す「梱(こり)」、もしくは蓋のある容器を表す「合(ごう)」。
また、荷物を入れた行李は荷物を表す「両(ころ)」で数えることもある。

後ろの箪笥も春慶塗。

※家紋入り提灯

どんな家紋が入っているんでしょうか?

※2階部分

窓のない部屋ですね。
物置だったのでは?


踏み石も見事です。

※敲き

 敲きが綺麗に~

※何でしょうか?
電話番号札かと思ったのですが~

又来ます!

※街の中心部に向かって~

大国台

※注連縄
御札のようなものでしょうか?
やはり、持ってるものはUPして
資料的に残さねば…
気を抜いたらあきません~
何時のが出てくるか判りまへんで!
袖すり合うも他生の縁~
いつまで知った景色があるのやら。。

頑張ってボチボチ更新中…^^;
古の人の息吹を感じながら~
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