ワッカン~
資料として気になる街角
撮っておきや!(by UFO先生)
保津集落の環濠は、コンクリート張りの水路となりながらも、現在もかろうじてその名残を止めている。
中世文書(大乗院寺社雑事記)に保津の名が認められるが、環濠の掘削がいつに遡るものかは不明である。
元禄年間(1704)の古絵図には、環濠集落の姿が認められる。
それによれば環濠は、東西・南北約1町(約100m)四方のほぼ正方形に近く、
鏡作伊多神社部分が南側に張り出している。
濠の幅は2間強(約4m)である。
現在、環濠は道路の拡幅などにより幅が狭くなり、周囲にはコンクリートが張られている。
環濠集落の面影は失われつつある。
(田原本町看板より)
(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)